香椎由宇 妊娠の裏にある悲しい事実と奇跡と愛をここで再度見てほしい
覚えている人や、もしかしたら知らない人もいるかもしれない。
昨年2015年の4月にオダギリジョー・香椎由宇さん夫妻の間に生まれた次男が、腸閉塞である『絞扼(こうやく)性イレウス』と診断され緊急手術したが、懸命の処置はされていたが1才と9日で亡くなってしまっていた。
子供を持つ方ならこの身を引き裂くような事実に対する悲しみはもしかしたらわかるかもしれない。
また、オダギリジョーさんも数々のドラマに出演していたが、その出演中も懸命に香椎由宇さんのサポートをし、負担をかけないよう長男の面倒も見ていたというのだ。
非常に絆の強い夫婦であると、俺も専門家であるがゆえに見守っていたところがある。
そういった事実がある中での、この奇跡的な出来事は本当に喜ばしい。
子供を失った夫婦が再度子供を成すというのは恐怖心も伴うのは確かだが、周りのサポートとオダギリジョーさんの懸命な努力があったゆえだろうと思う。
不倫騒動という非常に情けない報道が数多くされているこの世の中で、愛し愛され前向きに生きる夫婦の姿が生んだ「愛の結晶」による記事を見て涙が止まらないのである。
妊娠ということを喜びつつ、無事に生まれてくることを願う。