参議院選挙 投票って意味あるの?ではなく「意味のある投票」をするために考えてみよう。
選挙で投票をするのに意味はあるのか?
だって投票したとしても日本て結局変わらないじゃない?
そんな選挙をするのって意味がないから行きたくない。
という人をたまに見かける。
また、まだ選挙権を持たない小さい子供達に「選挙って楽しいの?」「選挙すると色々変わるの?」と聞かれたこともある。
権利を得たんだから行く。
と説明する大人は、こういった人たちのこういう言葉を理解していないのではないだろうか。
権利だというのは簡単だが、ある程度納得してもらえて始めて「選挙で投票をすることに意味が出てくる」と考えないだろうか。
まずこの選挙で投票を行う権利を得られたという意味から教える方がいいのではないか。
選挙権、つまり参政権という政治に参加する権利を得られたということになる。
国民として自分たちの代表を選ぶために重要なことだということを前提の上になる。
つまりこれを放棄した場合。
国の中がどう変化しても文句は言えない。
税金がどれだけ高くなっても文句は言えない。
どんな法律になっても文句は言えない。
ということになるのである。
投票をしないということは、俺らには関係ないから政治は政治で自由にやってくれー!ということになるのだ。
だからといって、投票をしたから文句は言えるのか?ということになるけど、文句は言ってもいいがどうにかできるのかというとそういうことではない。
もし不満があるのなら、自分が政治家になっておかしいと思うことを直すしかないのだ。
いわゆる、「正しいことをしたいのなら偉くなれ」という言葉と同じことでもある。
投票は権利ではあるが、俺個人としては義務化してもいいくらいだと思っている。
「投票しなさい!」と言って、「じゃあお金くれたら投票してやるよ」という奴が現れても意味がないからだ。
それなら義務化の方が投票が少ないという悩みの種もある程度は解決するのではないかと思う。
2016年で行われた参議院選挙は、少ない投票数だったということでもしかしたら色々な意識も変えていかなければならないのかもしれない。
これは各政治家の取り組みや、報道の力もあると思うし、もちろんウェブを使った誘導も効果があるのではないか。
なんか気がついたら税金が上がってる、なんか気がついたら問題のある政治家が逮捕されている、という意識だと選挙の時に「誰に投票したら良いのか」となってしまう。
是非今の日本の政治はどのようになっているのか。
ということを少しネットニュースでもいいので見てみると、どの人に投票したら日本は変わるかもしれないと「意味のある投票」ができるのではないだろうか。
今後、外でよく演説している人の話に耳を傾けるだけでもいいのでやってみてほしい。
意外と勉強になることも言うし、人によっては面白いことも言っていると思うので。