ヌートリアが世界文化遺産「姫路城」に進撃を開始しているとのこと
愛くるしい見た目で、女性の心を鷲掴みにする動物が「脅威の動物」として人間様に警戒されている。
城の西側にある中堀で特定外来生物「ヌートリア」が初めて見つかり、兵庫県姫路市が相当神経をとがらせているというのだ。
なんと石垣の隙間に入り込んで巣を作れば、強度の低下で城の周りや最悪城まで崩落する恐れもあるとのこと。
可愛らしい見た目とは裏腹にとんでもないことをする奴らだ!!!
既に5匹を捕獲したが、市は「まだ他にいるかもしれない」と警戒を強めているらしい。
ため池の堤防に穴を開けたり、野菜や稲を食い荒らしたりし、すでに兵庫県内各地でも被害が出ているとのことで捕獲活動は10年近く行われている様子。
ヌートリア側としては、単純に生きるために行っていることだと主張したいと思うのだが、そんな正論は今ここでは必要ない。
所詮人間が引き起こした事態だし、何を犠牲にしてどんなバッシングを受けようとも人間も生きるためにやらなければならないのだ。
「かわいそうだ」と思うのは第三者だからで、現地の人からしたらそんなことを言っている場合ではない。
だって世界文化遺産・国宝姫路城だもの!
捕獲したヌートリアがどうなるかはわからないが、まずは同じことが起こらないように考えていきたいよね。