やくみつるがポケモンGOを侮蔑した本当の意味を考えてみよう。
批判的な意見が多いこの記事だが、ここは冷静に見てみようではないか。
まず、やくみつるさんが伝えたかったことはこれらである。
- 「もし都内で『ポケモンGO』禁止を言う候補者がいたらすぐ投票する」
- 「こんなの愚かでしかない」
- 「こんなのに打ち興じている人を心の底から侮蔑します」
- 「道端の植え込みにいる虫にだって興味を示せばいいものを、そこを見ながら現実的じゃないものを探す。親はもっと楽しいことを子どもに提供する義務がある」
ポケモンGO禁止を言う候補者に投票ってのはちょっと笑っちゃう理由ではあるが、重要なのは赤文字のところだ。
これはポケモンGOで遊んでいる俺も、「確かに」と納得した部分はある。
俺的には、今あるものがどんどん進化し、ゲームも現実世界と同期したような形にまで発展したことを素直に評価したいと思っている。
それくらい進化させる努力を、同じ人間が行っているのだ。
やくみつるさんと同じ考えの方はきっといると思うのだが、この部分においては科学の発展というところで喜ばなきゃいけない部分であると思う。
ただ、発展しすぎて現実のものを面白いと思えない風潮になってきていることは否めない。
ここは同じ大人である我々が、子供の世代に伝える努力を怠ってしまっているのだと思うし、やくみつるさんがに義務という表現をしても仕方のないことなんじゃないかな。
義務って言葉はすごく重く捉える人がいるけど、子供を成長させるのは大人の義務なんだと俺も思っちゃうね。
外で虫捕りをしたり、サッカーなどのスポーツで走り回ったり、そういう遊び方が「古い」と子供に思われてしまうのは、大人がそういう遊びを教えていないことと「そういう遊びが楽しい」と思わせるようにしていないことが原因のように思える。
それもそうだ。
大人がゲーム機を使って遊んでる姿を子供が見て楽しそうだと感じてしまえばそれをやりたいと思うし、学校とかで進化した遊びを覚えてしまうこともある。
その影響を防ぐことは生活上難しいことに思うが、逆に「楽しいことで上書き」することはできると思うんだよね。
実際に大人も今やってるゲームや遊びより、ポケモンGOが面白いし興味を持ったから今社会現象になってしまったわけで。
影響を受けやすい子供にも同じことをすればいいはずだ。
今回のやくみつるさんの意見は少し攻撃的な言い方だったので、すぐ反応しちゃう人がいたけども。
ポケモンGOは基本的に否定的な意見も多い理由がたくさんあるゲームでもあるのは仕方のないこと。
うん。
正直に言うと。
文句言う奴は一度でもプレイしてから言って欲しいけどな!