Appleの予定している「Differential Privacy(ディファレンシャル・プライバシー)」実験て何?
さて、ios10の実装予定の報道がされている中で、その仕組みに危険性があり疑問が生じている話。
それは「Differential Privacy(ディファレンシャル・プライバシー)」と呼ばれる技術を導入する予定とのことだ。
それってなんだよ?
と思われる方がほとんどだと思うけど、iphoneなどのApple商品を使っている人は関係ない話ではないので聞いておいた方がいいかも。
これまでApple商品のほとんどは個人情報を各デバイス(お持ちのApple商品)自体に保存し、その人工頭脳を使ってよりユーザーに使いやすくしていた。
今回の「Differential Privacy(ディファレンシャル・プライバシー)」は、それを1つにまとめて今後よりスピーディーに機能向上をしていこうぜ、という意味だ。
正直言うと、情報がそこまで開示されていないのと正確性がないのであくまでも情報の一つとして受け取ってもらいたい。
この機能はつまりのところ、各個人情報を利用していくということで、最近JTBでもあった個人情報の大量流出の危険もあるということになる。
Apple商品のセキュリティが世界最大クラスとして名高いのも、そのセキュリティ機能の充実さの他に個人情報の保管方法もよく練られているからだとも考えられる。
しかし、今回のこの「Differential Privacy(ディファレンシャル・プライバシー)」の報道により、各世界に潜伏する悪魔の頭脳を持ったハッカーたちが騒ぎ出すのは想像に難しくないのだ。
ここまで言っておいてなんだけど、だからといってApple商品を信用するなとかそういうことを言っているわけではない。
「そういう危険をはらんでいる世の中だ」ということを一人一人が実感しなきゃならないものだ。
よくこんな便利な世の中になっていろんな機能を使っている奴が、やれ大事になった瞬間に「しっかりしろ!俺らの情報だぞ!」と無知ゆえに騒ぎ出すことがあるが、便利ということはその分危険性も潜んでいるということだ。
ほとんどの人が使っているLINEも、それを使っていることですでに情報が流出していると考えてもおかしくない。
大手を含んだ各事業というのは、人間のそんな慢心を利用してより多くのお金を稼ごうとしている。
つまりなめられているのだ。
それらを理解しながら便利さを逆にこちらが利用して、問題になった時にしっかり対処する。
これを改めて認識したい。
「Differential Privacy(ディファレンシャル・プライバシー)」に至っては、まだまだ不可解な点も多く、冒頭でも書いた通り俺もまだ全然わからない。
認識も間違っているかもしれない。
だが、こういう考えを持つこと自体が成長の一歩と捉えて、今後も色々知っていきたいと思う。