スーパー耐性菌 リオの海ですでに検出されていた!?その影響と対処法は?
また珍しい菌の報道が出てきた。
オリンピックを1ヶ月後に控えたリオの海に、「スーパー耐性菌」というものが検出されていたようなのだ。
ここにきて今更!?と思うかもしれないし、むしろそういうのちゃんと調べて開催地考えろよ!と思うよね。
なんかあったらマジでどうするつもりだったんだ?
スーパー耐性菌というのは、病院などでよくもらう「抗生物質」の効かない「薬物耐性」のある菌のことを言う。
つまり免疫力の低下した人が、この菌で何か発症してしまうと治療の方法がなく、最悪の場合死に至ることになるのだ。
抗生物質は菌の威力を弱めたり殺したりする「超万能なもの」としての認識が強いが、それが効かないというのは脅威に値する。
もちろん、病気によってはこの耐性菌を含んだ上で集団感染を引き起こせば、その集団に抗生物質が効かないということもありうる。
大混乱を招く恐れもあるのだ。
セーリング競技の選手が人体への影響を心配して、競技中に鼻と口をふさぐくらい注意を払っているらしい。
ちなみにセーリング競技というのは、水上を滑走する競技全般のことで例えば「ボート」や「ボード」などの競技のことだ。
つまり水上を滑走する競技で、水中に入らなくても影響を受けるものと考えてよい。
まあでも下水処理などをしっかり行うという約束などがすでにあったとのことで開催地準備を進めてたというので最悪な事態を招かないようにしているみたいだが・・・。
それでもただ応援しに行く人からしたら不安しかないのは事実だよね。
セーリング競技の選手が重度の皮膚感染症になったケースもあるみたいなので、もしリオに行く予定のある人はこれまで以上に調べる必要が出てくると思う。